悪の中国皇帝論 : 覇権を求める暴虐の民族DNA
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書誌事項
悪の中国皇帝論 : 覇権を求める暴虐の民族DNA
ビジネス社, 2016.1
- タイトル別名
-
悪の中国皇帝論
- タイトル読み
-
アク ノ チュウゴク コウテイロン : ハケン オ モトメル ボウギャク ノ ミンゾク ディーエヌエー
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内容説明・目次
内容説明
中国は易姓革命の国である。歴代国家は、全て前の王朝を否定することで、自己の正当性をアピールするのである。故に、自己の残虐さを糊塗するために、前皇帝をさらに暴虐に描くし、自ずと悪となる。日本の天皇が万世一系で、その時の権力者が、とりあえず天皇を尊び、元首としてきたこととは根本的な違いがある。皇帝権力の本質に迫る悪の叙事詩。
目次
- 酒池肉林—皇帝を堕落させた悪女の系譜
- 不老不死—「死」を超克しようとした始皇帝
- 人肉食—復讐か美食か、禁断の食材
- 頽廃—国政に無関心な皇帝の末路
- 暗愚—民なき王朝の行き着く先
- 廃位—外敵より恐ろしい宮廷内闘争
- 美男—必ずしも幸運とは言えない彼らの人生
- 悪妻型皇后—かくも恐ろしき大悪女たち
- 良妻型皇后—利権に群がる外戚を抑える
- 名医—世界最先端医学を持っていた中国
- 直情径行—故事「完璧」「刎頚の友」の背景
- 世界を手中に—四大発明を興したはずが
- 聖人君子—大陸に咲いた奇跡の花
- 愛欲背徳—王朝の最後に必ず現れる暗愚王
- 無勢が多勢を—烏合の衆と化す中国の病巣
- 毛沢東と習近平—歴史は繰り返す
「BOOKデータベース」 より