ルバイヤートの謎 : ペルシア詩が誘う考古の世界

書誌事項

ルバイヤートの謎 : ペルシア詩が誘う考古の世界

金子民雄著

(集英社新書, 0834C)

集英社, 2016.5

タイトル別名

ルバイヤートの謎 : ペルシア詩が誘う考古の世界

タイトル読み

ルバイヤート ノ ナゾ : ペルシアシ ガ イザナウ コウコ ノ セカイ

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内容説明・目次

内容説明

『ルバイヤート』とは、一一世紀のペルシアに生まれた天才オマル・ハイヤームが作った四行詩の総称であり、その詩集の名称である。ペルシア文化の精髄の一つと言われるこの詩集は一九世紀、英国詩人フィッツジェラルド訳で注目を集め、今や世界中で翻訳されている。著者は、深い諦観と享楽主義が同居するこの詩の世界に触れることで、西域探検史、特に探検家ヘディン研究の第一人者として、中央アジア史と東南アジア史の調査研究を続ける道を拓いた。謎に満ち、今も人々を魅了する『ルバイヤート』。長年の研究調査で知り得たエピソードをまじえ解説し、その魅力と謎に迫る、誘いの一冊。

目次

  • 第1章 『ルバイヤート』とは何か(『ルバイヤート』との出逢い;不穏な時代に広がった四行詩 ほか)
  • 第2章 万能の厭世家、オマル・ハイヤーム(オマル・ハイヤームの足跡;数学者、哲学者としてのハイヤーム ほか)
  • 第3章 『ルバイヤート』と私の奇妙な旅(『ルバイヤート』の故郷ニシャプールへ;ワインと美女とチューリップの楽園 ほか)
  • 第4章 『ルバイヤート』をめぐるエピソード(宮澤賢治と『ルバイヤート』;賢治が飲んだ「チューリップの酒」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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