鶴見俊輔
著者
書誌事項
鶴見俊輔
(言視舎評伝選)
言視舎, 2016.5
- タイトル別名
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Tsurumi Shunsuke
- タイトル読み
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ツルミ シュンスケ
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注記
鶴見俊輔の肖像あり
自著・参考文献一覧: p326-330
内容説明・目次
内容説明
鶴見俊輔が自らを語る際、頻発する「虐待する母の像」。それは何を意味するのか?そしてなぜかれは、それに固執したのか?祖父・後藤新平‐父・鶴見祐輔‐母・愛子という流れにある出自の貴種性を鍵に、新たな鶴見像を提出するとともに、「日常性の発見」とプラグマティズムを核にした鶴見思想の内実に迫る!
目次
- 1 「貴種」を体験する—思春期まで(幼年期—「貴種」の芽ばえ;少年期—「貴種」のおごり、「悪人」への親和;クロポトキンとの出会い・「貴種」への恐れ—『再読』を再読する)
- 2 アメリカにて(アメリカで;戦時中の体験)
- 3 日本からの出発(「日本語を失う」という体験から—わかりやすい言葉を求めて;「かるた」とは何か—知恵を生む仕掛けの探索;最も大事な思想—「日常性」の発見へ)
- 4 六〇年代の思考(プラグマティズム—「相互主義」の自覚へ;『限界芸術論』考;天皇制・転向・戦争責任の問題へ)
- 5 人生の「折り返し」から(四十五歳からの「母」の語り—改めて鶴見俊輔の「二人の母」を考える;「うつ」に苦しむ鶴見俊輔;最後の「問い」へ—三・一一、原発事故を受けて)
「BOOKデータベース」 より