ユンガー政治評論選
著者
書誌事項
ユンガー政治評論選
月曜社, 2016.5
- タイトル別名
-
追悼の政治 : 忘れえぬ人々/総動員/平和
- タイトル読み
-
ユンガー セイジ ヒョウロンセン
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注記
『追悼の政治 : 忘れえぬ人々/総動員/平和』 (2005年刊) の増補改訂版
収録内容
- 忘れえぬ人々 : まえがき = Die Unvergessenen : Vorwort
- カスパール・ルネ・グレゴリー = Caspar René Gregory
- 忘れえぬ人々 : あとがき = Die Unvergessenen : Nachwort
- 総動員 = Die totale Mobilmachung
- 平和 : ヨーロッパの青年への言葉、世界の青年への言葉 = Der Friede : ein Wort an die Jugend Europas ein Wort an die Jugend der Welt
- ナショナリズムとナチズム = Nationalismus und Nationalsozialismus
- 「ナショナリズム」とナショナリズム = "Nationalismus" und Nationalismus
- 没落か新秩序か = Untergang oder neue Ordnung?
内容説明・目次
内容説明
20世紀ドイツの文壇に屹立する作家エルンスト・ユンガーの政治評論の中から、自らの従軍経験より発した1920〜30年代における特異なナショナリズム思想と、40年代の汎ヨーロッパ主義への変遷を映す、重要テクストを精選。戦没者を悼むことを通じて、戦争という破局的試練や憂国/愛国のありようを情熱的かつ怜悧に分析した諸篇とともに、ナチズムとの批判的対峙を跡づける本邦初訳の一連の論考をまとめる。孤高の作家の政治遍歴と実存的格闘を、原典の翻訳と懇切な解説でたどる、稀有な一冊。『追悼の政治』増補改訂版。
目次
- 第1部 追悼論(忘れえぬ人々—まえがき;カスパール・ルネ・グレゴリー;忘れえぬ人々—あとがき;総動員;平和—ヨーロッパの青年への言葉、世界の青年への言葉;第一部解題 エルンスト・ユンガーにおける追悼論の変遷)
- 第2部 ナチズム観(ナショナリズムとナチズム;「ナショナリズム」とナショナリズム;没落か新秩序か;第二部解題 急進ナショナリストのナチズム観)
「BOOKデータベース」 より