「おじぎ」の日本文化
著者
書誌事項
「おじぎ」の日本文化
(角川文庫, 19678)
KADOKAWA, 2016.3
- タイトル別名
-
おじぎの日本文化
角川ソフィア文庫
- タイトル読み
-
オジギ ノ ニホン ブンカ
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注記
参考文献: p216-219
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 N-201-4」の表示あり
内容説明・目次
内容説明
外国人にはいまだ奇妙に映る日本人の所作「おじぎ」は、いつの時代のどんな身体動作と背景から生まれたものなのか。立礼と座礼の成り立ちと変化、神道や密教の作法や武家礼法との関係、畳・着物による近世の「おじぎ」変革、近代からの国民礼法など、日本人の日本人たるゆえんの文化として解き明かす。かつて司馬遼太郎から託されたテーマへの渾身の書下ろし。
目次
- 第1章 外国人がみた日本の「おじぎ」(『ラストサムライ』の印象的なシーン;アメリカ人にとっての「おじぎ」は卑屈な姿勢か ほか)
- 第2章 古典・絵巻物から「おじぎ」を探る(『万葉集』にみる「おじぎ」の情景;跪拝と祈祷の場面 ほか)
- 第3章 中世の武家礼法と「おじぎ」(古代中国の『礼記』にみる「礼」;『礼記』のなかの「拝」と「揖」 ほか)
- 第4章 畳と着物による近世の「おじぎ」変革(小笠原流と伊勢流の礼法;幕府の公的な礼式作法を担った「高家」 ほか)
- 第5章 現代へと変転する「おじぎ」のかたち(各地にはぐくまれた自然流の「おじぎ」;明治における神社祭式の統一 ほか)
「BOOKデータベース」 より