天目茶碗と日中茶文化研究 : 中国からの伝播と日本での展開

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天目茶碗と日中茶文化研究 : 中国からの伝播と日本での展開

岩田澄子著

宮帯出版社, 2016.4

タイトル読み

テンモク チャワン ト ニッチュウ チャブンカ ケンキュウ : チュウゴク カラノ デンパ ト ニホン デノ テンカイ

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注記

日中茶文化略年表: p372-379

参考文献: p380-389

内容説明・目次

内容説明

天目茶碗は日中茶文化の接点として象徴的な存在である。日中の諸資料を博捜、中国と日本で実際に使われていた天目茶碗の諸相を明らかにし、それぞれの喫茶法の違いを背景に、その役割の違いや日中間をどう繋いだのかについて考察した。天目茶碗への新たな視座を提供する意欲作。

目次

  • 第1章 薬用の茶と日中茶文化の歴史(薬用の茶と嗜好品の茶;中国から日本へ請来された三種の喫茶法)
  • 第2章 天目茶碗考(点茶法の茶と天目茶碗;『君台観左右帳記』からみる天目茶碗の産地と種類—「建盞」と「天目」;十六世紀の茶会記にみる天目茶碗の状況;「天目」の由来再考—「天目」の碗名が使われ始めた時期とその背景について;「天目」と「茶わん」の関係)
  • 第3章 天目茶碗のような金属製茶碗の調査と馬蝗絆(平重盛伝来の箱書を持つ内金張り茶碗;青磁茶碗「馬蝗絆」の語義について)

「BOOKデータベース」 より

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