隠し砦の死闘
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隠し砦の死闘
(コスミック・時代文庫, い7-7 . 若さま用心棒葵鯉之介 : 書下ろし長編時代小説 / 飯野笙子著||ワカサマ ヨウジンボウ アオイ コイノスケ : カキオロシ チョウヘン ジダイ ショウセツ ; [4])
コスミック出版, 2012.10
- タイトル読み
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カクシトリデ ノ シトウ
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収録内容
- 飛べない白鷺
- 鹿島立ち
- 隠し砦の死闘
- 兄弟の契り
内容説明・目次
内容説明
はやりの料理屋『志乃井』に、用心棒として居候する葵鯉之介。正体不明の素浪人だが、実はこの男、水戸徳川家の若さまで、しかも十一代将軍・家斉の実子。お世継ぎ騒動を逃れ、江戸市井に家出したものの、見るもの聞くもの、お城暮らしではわからぬ新鮮なものばかり。すっかり町家に慣れ親しんだ鯉之介であったが、とうとう実兄である新藩主・徳川斉昭に、居所を知られてしまう…。万事休す、またも篭の中の鳥に逆戻りか、と覚悟した鯉之介に下されたのは、意外にも実父の将軍・家斉による密命であった。水戸藩へ調査に行ったきり消息を絶った友・琢馬のため、鯉之介はみずからも、陰謀渦巻く死地へと旅立つのだが…。
「BOOKデータベース」 より