自閉症とラノベの社会学

書誌事項

自閉症とラノベの社会学

竹中均著

晃洋書房, 2016.4

タイトル読み

ジヘイショウ ト ラノベ ノ シャカイガク

注記

初出一覧: p146

参考文献: p147-151

内容説明・目次

内容説明

ライトノベルの「セカイ」は社会性が薄いといわれることもありますが、本当にそうなのでしょうか。社会性に困難をおぼえるといわれる人(自閉症をかかえる人)が生きる世界と、ライトノベルの「セカイ」を比べたとき、そこにはどんな「社会」が見えるのでしょうか。さあ、ふたつの世界へ一緒に旅に出ましょう。社会学的超訳ライトノベル?!

目次

  • 第1部 本書の視点(ライトノベルと自閉症者の世界—社会学の視点)
  • 第2部 社会学からの眺め(演技と距離—ゴフマンのミクロなまなざし:『灼熱の小早川さん』;ループはめぐる—社会構築主義とハッキング:『ヴィークルエンド』;リスク・個人・廃墟—ベックと第二の近代:『エスケヱプ・スピヰド』)
  • 第3部 ライトノベルさまざま(偶発性と誠実—ギデンズの純粋な関係性:『生徒会の一存』;額縁と転調—ゴフマンの自己論;放課後のドン・キホーテ—シュッツの多元的現実:『電波女と青春男』;世界との出会い方—真木悠介の比較社会学:『ソードアート・オンライン』)
  • フィクションのリアリティ—社会学の想像力
  • 『魔王なあの娘と村人A』

「BOOKデータベース」 より

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