「場」に生きる力 : トヨタと日産にみる : 労働現場の比較分析

書誌事項

「場」に生きる力 : トヨタと日産にみる : 労働現場の比較分析

伊原亮司著

桜井書店, 2016.5

タイトル別名

場に生きる力 : トヨタと日産にみる : 労働現場の比較分析

トヨタと日産にみる「場」に生きる力 : 労働現場の比較分析

タイトル読み

「バ」ニ イキル チカラ : トヨタ ト ニッサン ニ ミル : ロウドウ ゲンバ ノ ヒカク ブンセキ

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注記

参照文献: p502-524

内容説明・目次

内容説明

労働現場には“抵抗の歴史”と“働く者の文化”が刻み込まれている!働く場から労働社会と働き方を照射する実践的労働論。

目次

  • 本研究の視角と課題
  • 第1部 労使関係の形成過程から読み解く現場の「中核層」のスタンス—企業内学校の出身者に注目して(企業内学校—「中核層」の教育;トヨタの労使関係の転機と現場の「中核層」のリーダーシップ;日産の労使関係の転機と現場の「中核層」の軸足)
  • 第2部 長期雇用者のキャリア管理と組織への統合—能力形成と昇進競争に着目して(能力形成と組織への統合—キャリアモデルの検討を通して;昇進と競争—全体の「底上げ」とリーダーの育成とのジレンマに注目して)
  • 第3部 「末端」への管理の浸透と非正規労働者の働きぶり(労務管理の実態比較—切り捨てと抱え込み;労働管理の実態比較—労働の質と量;職場管理の実態比較—チーム・コンセプトと可視化;労働過程の直接的な管理の実態比較—場のつくり込み)
  • 第4部 働く場の力学の理論的整理—市場と組織の間で(工場への労働者の取り込み—統制に対する抵抗から「同意」の調達、「自己規律」へ;大規模組織の抱え込みと「オーガニゼーションマン」;組織内の攻防—多様な「抵抗」と職場の「つくり込み」;組織から再び市場へ—場に根づいた文化の一掃と職場の弱体化)
  • 場のウチとソトをつなぐ

「BOOKデータベース」 より

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