在と不在のパラドックス : 日欧の現代演劇論

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在と不在のパラドックス : 日欧の現代演劇論

平田栄一朗著

三元社, 2016.5

Title Transcription

ザイ ト フザイ ノ パラドックス : ニチオウ ノ ゲンダイ エンゲキロン

Note

文献一覧: p378-391

Description and Table of Contents

Description

演劇理論におけるプレゼンス論とアブセンス論を踏まえながら、観客が舞台作品を見る際に衝動や葛藤に駆られる内的で動的なプロセスの多様性を、上演分析によってあざやかに解き明かす。

Table of Contents

  • 在と不在の複眼的演劇論—本書の目指すところ
  • 理論編(プレゼンス‐アブセンス論争;理論的前提とモデルケース)
  • プレゼンス編(出現の不確実—ストアハウスカンパニーの舞台作品を例に;過剰と鬱—フランク・カストルフ演出『終着駅アメリカ』におけるパラドキシカルな生き延び策;死者と生者の哀悼劇—ニードカンパニーの『ディア・ハウス』における自己分裂の演技と観客の想像力)
  • アブセンス編(身体の救出可能性と挫折のあいだ—ローラン・シェトゥアーヌ振付の踊らない身体;ネガティブな「ある」と「ない」のはざま—クリストフ・マルターラー演劇の持続性と歴史的時間;「不在の像」との「つきあいかた」—マレビトの会のカタストロフィー演劇)
  • 受動の活動—「ある」と「ない」をめぐる観客の可能性

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Details
  • NCID
    BB21343855
  • ISBN
    • 9784883034062
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    396p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
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