風狂虎の巻
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風狂虎の巻
青土社, 2016.5
- : 新装版
- タイトル読み
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フウキョウ トラノマキ
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注記
新装版あとがき (p311-313) あり
初出一覧: p309-310
主要著作および訳書一覧 (著者が生前に作成したものを、遺族が一部加筆修正) : p314-316
内容説明・目次
内容説明
風狂は、にんげんの深層にひそむ“逸脱”への情熱である。この“根源的旅情”に殉じた、妖気の浮世絵師や狂想の作家たちをはじめ、メルヘンやおとぎ話における綺想の構造、現代俳句の中の風狂、愛書狂の贋作始末記など、憑かれた夢の系譜をたどる。待望の復刊。
目次
- 日本的幻想美の水脈(『梁塵秘抄』にみる日本の心;日本的幻想美の水脈—伎楽面から芳崖まで ほか)
- 幻想の核(人間性の恒常の相を示すメルヘン;“始源の時間”に回帰するおとぎ話 ほか)
- 風狂の文学(夢野久作の都市幻想;自然状態と脳髄地獄—夢野久作ノオト ほか)
- 現代俳句における風狂の思想—中村草田男(『美田』随感;おそるべき解剖の眼 ほか)
- 贋作風景(贋作風景;本物と偽物 ほか)
「BOOKデータベース」 より