リルケ
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リルケ
(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 161)
清水書院, 2016.4
- : 新装版
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リルケ
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リルケ
2016.4.
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リルケ
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Note
リルケ年譜: p210-225, 参考文献: p226-233
Description and Table of Contents
Description
リルケは哲学用語を用いずに現代の人間と事物の存在内容を根底から問い、歌った詩人だった。その思想性は、日本の俳句に出会い、短詩型と俳人の詠視に西洋のエピグラムとは異質の、自分の詩との深い関わりを認める鋭い柔軟性に貫かれていた。彼の詩精神のこの越境性こそリルケの巨きさにほかならない。この巨きさに少しでも近づくことが、あの何故への我々の応答であろう。本書は、彼がいかにして作品を生み出したかを生涯にわたり叙述し、それらが異なる文化・言語圏へと遠く越え出ても示しつづけてやまない豊饒な文学世界へのひとつの道案内となることを念じた。
Table of Contents
- 1 東西を越えた彼岸に(なぜリルケの詩は世界的に読まれるか;リルケと俳句)
- 2 若き日のリルケ(リルケの故郷;ロシア旅行と詩業の土台)
- 3 ロダンとのめぐり逢い(最初のパリ滞在;『マルテの手記』—創作における画期)
- 4 『マルテの手記』以後(漂泊の旅;悲しいめぐり逢い—ベンヴェヌータ)
- 5 晩年のリルケ(第一次世界大戦中のリルケ;ミュゾットの館と『ドゥイノの哀歌』)
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