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徳川システム崩壊の真実

井沢元彦 [著]

(角川文庫, 19761, [い13-82] . 動乱の日本史 / 井沢元彦 [著]||ドウラン ノ ニホンシ)

KADOKAWA, 2016.5

タイトル別名

The upheavals in Japanese history

タイトル読み

トクガワ システム ホウカイ ノ シンジツ

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注記

2013年8月刊を改題し文庫化したもの

ブックジャケットの英語タイトル: The upheavals in Japanese history

ブックジャケットのシリーズ番号: い13-82

関連年表: p304-309

内容説明・目次

内容説明

幕末の動乱期、国内外の脅威に対して幕府や攘夷派がとった行動には、迷走する現代政治にも通じる、日本独自の思考パターンが隠されている。それは、言霊信仰や平和念仏主義、朱子学の猛烈な副作用に他ならない。なぜ「ペリーは突然やってきた」が歴史常識になったのか。なぜ幕府は開国を拒み続けたのか。なぜ明治革命でなく明治維新なのか。防衛から亡国へ—歴史のつながりから見えてくる教訓と、日本の問題点に斬り込む!

目次

  • 第1章 幕藩体制と危機管理—徳川家康のグランドデザイン(なぜ「徳川三百年の泰平」は到来したのか;なぜ薩長の江戸攻略は不可能だったのか;なぜ水戸徳川家は「天下の副将軍」と言われたのか)
  • 第2章 平和崩壊への序章—朱子学という劇薬の作用(なぜ幕府は最後まで開国を渋ったのか;なぜ田沼政治を「改革」と呼ばないのか)
  • 第3章 黒船とは何だったのか—幕府と薩長土肥の明暗を分けたもの(なぜ日露友好は夢物語に終わったのか;なぜ幕府は黒船の問題を先送りしたのか;なぜアメリカは日本との通商を熱望したのか;なぜ朱子学では外国から学ぶことが悪なのか)
  • 第4章 ペリーが来た—連鎖する日本人の空理空論(なぜ「ペリーは突然やってきた」が歴史常識になったのか;なぜ攘夷派は目の前の現実を無視し続けたのか;なぜ明治革命ではなく明治維新なのか)

「BOOKデータベース」 より

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