言語の主観性 : 認知とポライトネスの接点
著者
書誌事項
言語の主観性 : 認知とポライトネスの接点
くろしお出版, 2016.6
- タイトル別名
-
Subjectivity in language : the interface between cognition and politeness
- タイトル読み
-
ゲンゴ ノ シュカンセイ : ニンチ ト ポライトネス ノ セッテン
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注記
参照文献: 各章末
索引: p205-209
内容説明・目次
内容説明
人は事態をどのように捉え、そのさまをどのように言語化するのか。日本語・中国語・韓国語・英語におけるそのメカニズムをよりプラグマティックに分析する。
目次
- 中国語・日本語の構文から見る主観性
- 日英語における時間のメタファーと主観性—言語使用の三層モデルからの視点
- 日中両語のヴォイスに見られる視点のあり方
- 主観性の相違による言語使用への影響について—中国語人日本語学習者が使う日本語を例に
- 日本語文学作品の中国語翻訳における主観的干渉
- 「行為の方向づけ」の「てくる」の対照言語学的・歴史的研究—移動動詞から受影マーカーへ
- 主観性の観点から見た日韓語の親族呼称—人称接尾辞「〜さん」と「〜〓(nim)」を中心に
- 「カモシレナイ」における可能性判断と対人配慮
- 事態の把握と表出—自他動詞の選択との関わりから
- “不満表明”における「よ」とポライトネス
- 引用表現における事態把握と伝達—構造と機能
「BOOKデータベース」 より