明治深刻悲惨小説集
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明治深刻悲惨小説集
(講談社文芸文庫, [こJ40])
講談社, 2016.6
- タイトル読み
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メイジ シンコク ヒサン ショウセツシュウ
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注記
シリーズ番号はブックジャケットによる
底本一覧: 巻末
収録内容
- 大さかずき / 川上眉山 [著]
- 夜行巡査 / 泉鏡花 [著]
- 蝗 (いなご) うり / 前田曙山 [著]
- 断流 / 田山花袋 [著]
- 乳母 / 北田薄氷 [著]
- 亀さん / 広津柳浪 [著]
- 藪こうじ / 徳田秋声 [著]
- 寝白粉 / 小栗風葉 [著]
- 女房殺し / 江見水蔭 [著]
- にごりえ / 樋口一葉 [著]
- 文学者の使命 : 解説 / 齋藤秀昭 [著]
内容説明・目次
内容説明
死、貧窮、病苦、差別—明治期、日清戦争後の社会不安を背景に、人生の暗黒面を見据え描き出した「悲惨小説」「深刻小説」と称された一連の作品群があった。虐げられた者、弱き者への共感と社会批判に満ちたそれらの小説は、当時二十代だった文学者たちの若き志の発露であった。「自然主義への過渡期文学」という既成概念では計れない、熱気あふれる作品群を集成。
「BOOKデータベース」 より