漂流の島 : 江戸時代の鳥島漂流民たちを追う
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書誌事項
漂流の島 : 江戸時代の鳥島漂流民たちを追う
草思社, 2016.5
- タイトル別名
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漂流の島 : 江戸時代の鳥島漂流民たちを追う
- タイトル読み
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ヒョウリュウ ノ シマ : エド ジダイ ノ トリシマ ヒョウリュウミン タチ オ オウ
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注記
著者「高橋」の「高」は梯子高(はしごだか)の置き換え
引用文献: p [351]
内容説明・目次
内容説明
江戸時代、江戸から南へ約六百キロの絶海の孤島、鳥島に、幾度も日本人漂流民が流れ着いた。活火山の島で、食料は海藻や貝、アホウドリ程度。この極限状況の中で彼らを支えたのが、洞窟だった。洞窟には過去、島から脱出した者たちが、鍋、釜などの生活具や、脱出の経緯などを記した伝言を残していた。これに力を得た漂流者たちはその洞窟に住み、自身が島を脱出する際にも後の漂流者を想い、持てる限りの物資や伝言を洞窟に残したという。現地鳥島に渡り、漂流民たちの壮絶な生に迫る渾身のノンフィクション。
目次
- 命をつなぐ洞窟
- アホウドリ先生
- 残された日誌
- パイオニアたちの遺産
- 気象観測員と火山
- 波涛を越えて
- 決死の上陸
- 溶岩地帯をゆく
- 白米と風呂
- 漂流の日々を追う
- 脱出への道のり
- 生還者たち
- 探検の回廊
- 可能性の扉
- 江戸時代を航空写真で
- 科学的論証
- もう一つのドラマ
「BOOKデータベース」 より