東京10000歩ウォーキング : 文学と歴史を巡る

書誌事項

東京10000歩ウォーキング : 文学と歴史を巡る

籠谷典子編著 ; 真珠書院編

明治書院, 2013.6-

  • No.1
  • No.2
  • No.3
  • No.5
  • No.7
  • No.8
  • No.11
  • No.17
  • No.21
  • No.23

タイトル別名

東京10000歩 (いちまんぽ) ウォーキング : 文学と歴史を巡る

タイトル読み

トウキョウ 10000ポ ウォーキング : ブンガク ト レキシ オ メグル

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注記

真珠書院2004-2005年刊の再刊

No.1: 千代田区半蔵門・日比谷コース. No.2: 千代田区番町・竹橋コース. No.3: 千代田区お茶の水・神田明神コース. No.5: 中央区日本橋人形町・浜町コース. No.7: 港区青山霊園・六本木コース. No.8: 港区芝公園・飯倉コース. No.11: 新宿区大久保・余丁町コース. No.17: 文京区本郷・菊坂コース. No.21: 台東区谷中霊園・三崎坂コース. No.23: 墨田区墨東・向島コース

内容説明・目次

巻冊次

No.1 ISBN 9784625624339

内容説明

内堀通りを半蔵門から日比谷へ向かって歩くと、左には保存状態の良い“江戸城”の石垣が眺望できる。右側は江戸幕府が崩壊してから主に陸軍用地となり、今は国立劇場、最高裁判所、国会議事堂、警視庁、法務省などの丈高い建物が並ぶ。つまり譜代大名の夢の跡を歩きつつ、現実には国政の心臓部を見ることになる。見学できる国会議事堂や警視庁、法務省・資料室などに立ち寄り、民主国家の政治について自覚を深め、首都機能と移転の問題を考え、文学や歴史を学ぶ意義を見直す。

目次

  • 半蔵門
  • 国立劇場
  • 山田浅右衛門屋敷跡
  • 高野長英居住跡
  • 寺田寅彦生誕の地
  • 平河天満宮
  • 邦枝完二生誕の地
  • 国木田独歩居住跡
  • 蒲原有明生誕の地
  • 渡辺崋山生誕の地〔ほか〕
巻冊次

No.2 ISBN 9784625624346

内容説明

江戸城が最悪事態に陥ったとき、将軍は甲府城へ避難することになっていた。脱出ルートは半蔵門から麹町通りを四谷見附へ向かうと決めて、沿道地域には信頼できる旗本「大番組」を配置した。「番町」の名を興した大番組の屋敷地は、新しい実力者が保有し、今はマンションも多くなっているが、住宅地の静かな佇まいは失っていない。起伏に富んだ地形。

目次

  • 上智大学
  • 浄土宗常栄山心法寺
  • 私立雙葉学園
  • 島崎藤村居宅跡
  • 千代田区立番町小学校
  • 番町文人通り
  • 日本テレビ放送網(株)
  • 「麹渓塾」跡
  • 千代田区立麹町小学校
  • 都旧跡「滝廉太郎居住地跡」碑〔ほか〕
巻冊次

No.3 ISBN 9784625624353

内容説明

「神田」の名称は、伊勢大神宮へ新稲を奉納する「神供田」に由来する。「神田」を訓読すると、「みとしろ」という。江戸幕府は「神田」に三河武士を住まわせた。隣接する町屋には「三河町」と名付け、三河出身者の居住地とした。ここに一心太助も住んだと想定されたほど、三河町と江戸幕府のゆかりは深い。それゆえ明治新政府は直ちに「美土代町」と改称した。歴史的経過を現況に重ね、散策の楽しさを深める。

目次

  • お茶の水橋
  • 「お茶の水」記念碑
  • 獅子文六居住跡
  • 文化学院
  • 明治大学
  • 千代田区立錦華公園
  • 旧「錦華小学校」
  • 靖国通り「神田書店街」
  • 「護持院原」跡
  • 「新島襄先生誕之地」碑〔ほか〕
巻冊次

No.5 ISBN 9784625624360

内容説明

七十歳に達して『幼少時代』を著した谷崎潤一郎は、生育地の人形町界隈を偲び、“後年の私を形成する上に計り知れない影響を與へてゐることを、見逃す譯に行かない”と述べている。劇作家として盛名を馳せた長谷川時雨も大伝馬町の生育地に愛着を抱き、あふれる懐かしさをこめて『舊聞日本橋』を上梓した。文人たちの生育地を訪ね、それぞれ体験を重ねると、かけがえのない“自分のふるさと”も見えてくる。

目次

  • 中央区史蹟「玄冶店」碑
  • 寄席「人形町末広跡」碑
  • 三光稲荷神社
  • 「パンの会」会場・三州屋跡
  • 日本橋大伝馬町の大通り
  • 長谷川時雨生誕の地
  • 賀茂真淵「県居」跡
  • 浜町河岸(現・緑道公園)
  • 明治座
  • 中央区立「浜町公園」〔ほか〕
巻冊次

No.7 ISBN 9784625624377

内容説明

今、青山・六本木はファッショナブルな街、流行の発信地として知られている。特に表参道は世界有数のデザイナー森英恵、三宅一生、川久保玲、世界ブランドのグッチやシャネルが店舗を並べる。さて、その繁栄のルーツは?歴史的経過は?今回は数多く紹介できる「青山霊園」が中心。閑静な霊園内を歩きながら“棺を蓋いて事定まる”とはどういうことか等、思いを深めると、生きぬく意義が見定まる。

目次

  • 高野長英顕彰碑
  • 根津美術館「明月門」
  • 中村草田男の句碑
  • 帝國腦病院「青山病院」跡
  • 東京都立青山霊園「立山地区」
  • 東京都立「青山霊園」
  • 港区有形文化財
  • 乃木神社
  • 港区文化財標示板「龍土軒跡」
  • 「陸軍歩兵第三聨隊」跡
  • 港区文化財標示板「志賀直哉居住跡」
巻冊次

No.8 ISBN 9784625624384

内容説明

芝大神宮、増上寺ゆかりの御成門、有章院殿霊廟・二天門、三門、徳川家霊廟、台徳院殿霊廟・惣門などを鑑賞しながら、尾崎紅葉、北村透谷、水上瀧太郎、島崎藤村、永井荷風たち文人への追想を楽しんでいただきたい。日本文化の奥行きの深さが実感できると思う。また坂道散歩を体験しながら、東京タワー、日本経緯度原点、外務省外交史料館、大使館など随意に見聞を広げていただきたい。

目次

  • 港区旧跡「尾崎紅葉生誕の地」
  • 芝大門
  • 港区文化財標示板「最初の芝区役所跡」
  • 芝大神宮
  • 港区役所
  • 東京都立「芝公園」
  • 港区文化財標識「御成門」
  • 国重要文化財「有章院殿霊廟の二天門」
  • 五木寛之(東京プリンスホテル)
  • 浄土宗大本山「三縁山廣度院増上寺」〔ほか〕
巻冊次

No.11 ISBN 9784625624391

内容説明

今エスニックな雰囲気で賑わう大久保にも江戸期以来の由緒があり、余丁町から富久町へと歩いていくと、國木田獨歩、島崎藤村、小泉八雲、大蘇芳年、坪内逍遙、永井荷風、幸徳秋水、北原白秋、平秩東作たち文化に貢献した人々の足跡を辿ることができると知ったならば、興味も関心も深まるのではないだろうか。健康のためには一万歩ウォーキングを勧めるが、適宜中断してかまわない。便利なメトロを活用し、多様な方法で楽しむように願っている。

目次

  • 皆中稲荷神社
  • 國木田獨歩居住跡
  • 玉寶山長光寺
  • NPO法人「高麗博物館」
  • 新宿区立「小泉八雲記念公園」
  • 小泉八雲終焉の地
  • 稲荷鬼王神社
  • 「島崎藤村旧居跡」碑
  • 西向天神社
  • 新宿区史跡「大蘇芳年之墓」〔ほか〕
巻冊次

No.17 ISBN 9784625624407

内容説明

武蔵野台地の東端に位置する「本郷」を理解していただくために、神話時代は日本武尊のエピソードが伝わる「妻戀神社」、古代末期は「斎藤実盛の伝承」、中世から江戸時代にかけては「湯島天満宮の由緒」という順序で記述した。そして旧岩崎庭園では、洋館建築の結構、和風建築の粋を楽しみながら、現代の建築機構を考えていただくヒントを記載した。東京大学構内を散策すると、空爆されなかった重みが実感できる。教育や文化の発展、その基盤となる平和について考える等、体験を多様に楽しむように願っている。

目次

  • 妻戀神社
  • 斎藤実盛の首洗い井戸
  • 天台宗心城院
  • 湯島天満宮
  • 国重要文化財「旧岩崎邸庭園」
  • 三菱史料館
  • 無縁坂
  • 東京大学
  • 宇野浩二終焉の地
  • 東京都史跡「徳田秋聲旧宅」〔ほか〕
巻冊次

No.21 ISBN 9784625624414

内容説明

三十万余坪の東京都立谷中霊園も緑のオアシスと呼ぶことができる。開設した明治七(一八七四)年以来、埋葬された霊を護り続ける巨樹もあるし、春には絢爛と咲き競う約三〇〇mの桜並木もある。春夏秋冬それぞれの季節、気ままに楽しんでいただきたい。当書は一万歩のエリアを最も効率よく遊歩できるように設定し、歴史上の人物四十名の事蹟を記載した。谷中から三崎坂へと歩みを進め、寺院の多い静かな町並みの風情なども堪能していただきたい。

目次

  • 東京都旧跡「天王寺五重塔跡」
  • 文學博士上田敏墓
  • 佐佐木家之墓
  • 鏑木家之墓
  • 廣津家之墓
  • 鷲津宣光(毅堂)墓
  • 「横山大觀」墓碑
  • 「鳩山家」墓碑
  • 東京都史跡「徳川慶喜墓」
  • 宮城道雄墓所〔ほか〕
巻冊次

No.23 ISBN 9784625624421

内容説明

享保(一七一六〜三六)年間より江戸第一の名勝地と讃えられた墨東は、明治期に至って更に繁栄した。その賑わいを実感するために、数多く建立された碑石の観賞を勧めたい。碑面に刻まれた名句に感動し、雄渾な墨跡に感動するなど、様々な楽しんだならば、ぜひ見落とさないようにと付記したいのが「再興のエネルギー」だ。この地域は隅田川の氾濫、関東大震災、東京大空襲など甚大な被害を蒙ってきた。それでもなお史蹟の再興を果たし、新しく「川の手文化」をも提唱する。その逞しさに学ぶならば、挫けない精神力、生き抜く強い力も培えるのではないだろうか。

目次

  • 吾妻橋
  • 吾妻橋一丁目
  • 墨田区立「隅田公園」
  • 枕橋
  • 「富田木歩終焉の地」碑
  • 「水戸徳川邸舊趾」碑
  • 牛嶋神社
  • 堀辰雄住居跡
  • 言問橋
  • 久遠山常泉寺〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB21418138
  • ISBN
    • 9784625624339
    • 9784625624346
    • 9784625624353
    • 9784625624360
    • 9784625624377
    • 9784625624384
    • 9784625624391
    • 9784625624407
    • 9784625624414
    • 9784625624421
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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