官能小説の奥義
著者
書誌事項
官能小説の奥義
(角川文庫, 19730)
KADOKAWA, 2016.4
初版
- タイトル別名
-
角川ソフィア文庫
- タイトル読み
-
カンノウ ショウセツ ノ オウギ
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注記
集英社 2007年刊の文庫化
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 C-116-1」の表示あり
内容説明・目次
内容説明
読者の性欲を刺激し、淫心をかき立ててきた官能小説。単純な行為をいかに濃密に淫靡に、いやらしく描くか—。先人たちは苦労して、読者の妄想を逞しくさせる官能用語を編み出した。「花弁」「小鳥の嘴」「マグロの赤身」「熱帯」…女性器の斬新な描写からは、表現へのフロンティア精神が感じられる。官能小説の文体確立までの歴史を追いつつ、独自の表現を磨き、鎬を削ってきた作家たちの豊潤で奥深い日本語の世界に迫る。
目次
- 序章 官能小説の文体の歴史
- 第1章 性器描写の工夫
- 第2章 性交描写の方法
- 第3章 フェティシズムの分類
- 第4章 ストーリー展開の技術
- 第5章 官能小説の書き方十か条
「BOOKデータベース」 より