世界史の大転換 : 常識が通じない時代の読み方

書誌事項

世界史の大転換 : 常識が通じない時代の読み方

佐藤優, 宮家邦彦著

(PHP新書, 1050)

PHP研究所, 2016.6

タイトル読み

セカイシ ノ ダイテンカン : ジョウシキ ガ ツウジナイ ジダイ ノ ヨミカタ

内容説明・目次

内容説明

跋扈するIS、誰も予期できなかったトランプ現象、止まらない中国の軍拡…「歴史の終わり」どころか想定外の出来事が次々に起こる世界。その本質を理解するにはニュースの表層を追いかけるだけでなく、背後の因果・相関関係を見抜く本物の歴史的大局観が必要だ。本書では国際社会の表裏を知り尽くした二人のプロフェッショナルが、中東、中央アジア、欧州、アメリカ、中国とまさに地球を一周しながら、なぜいま世界史的な大転換期が到来しているのか、そこでとるべき日本の生き残り策は何かを鮮やかに解き明かす。世界情勢の核心が丸ごと理解できる、圧倒的な密度の一冊。

目次

  • 第1章 ポスト冷戦の終わり、甦るナショナリズム
  • 第2章 ISを排除しても中東情勢は安定しない
  • 第3章 中央アジアは「第四次グレートゲーム」の主戦場
  • 第4章 「国境のない欧州」という理想はテロで崩れるか
  • 第5章 トランプ現象に襲われたアメリカの光と闇
  • 第6章 中国こそが「戦後レジームへの挑戦者」だ
  • 終章 「ダークサイド」に墜ちるなかれ、日本

「BOOKデータベース」 より

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