アメリカの大問題 : 百年に一度の転換点に立つ大国

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アメリカの大問題 : 百年に一度の転換点に立つ大国

高岡望著

(PHP新書, 1051)

PHP研究所, 2016.6

タイトル読み

アメリカ ノ ダイモンダイ : 100ネン ニ イチド ノ テンカンテン ニ タツ タイコク

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内容説明・目次

内容説明

アメリカはいま、百年に一度の転換期に立ち、三つの大問題に直面している。第一は格差と移民の問題。EUは100万人の難民で大騒ぎになったが、アメリカは過去25年に亘り年平均100万人の移民を受け入れており、16年大統領選挙の争点となった。第二は力の行使の問題。全家庭の43%が銃をもつ米国は力の行使を是とし、長年「世界の警察官」を自任してきたが、一転して孤立主義に立つ可能性が生じている。第三はエネルギーの問題。シェール革命後どのようなエネルギー・モデルを構築するかによって、この超大国の命運は決まる。歴史的転換の本質を外交官の目で読み解く。

目次

  • 第1章 格差の大問題—移民とティーパーティー(格差の風景;格差、人種、移民;日系移民の苦難の歴史;格差をめぐる左右対立)
  • 第2章 力の行使の大問題—銃と地政学(アメリカ社会と銃;アメリカをとりまく地政学;アメリカの世紀は続くのか)
  • 第3章 エネルギーの大問題—シェール革命の本質(シェール革命と日本;シェールを求めて;シェール革命の経済的帰結;21世紀のアメリカのシェール戦略)

「BOOKデータベース」 より

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