欧米留学の原風景 : 福沢諭吉から鶴見俊輔へ
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欧米留学の原風景 : 福沢諭吉から鶴見俊輔へ
知泉書館, 2016.5
- タイトル読み
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オウベイ リュウガク ノ ゲンフウケイ : フクザワ ユキチ カラ ツルミ シュンスケ エ
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注記
付 (1枚) : 欧米留学精神史年表
参考文献: p465-481
内容説明・目次
内容説明
1860年の咸臨丸による福沢諭吉のアメリカ渡航から、1942年の「日米交換船」による武田清子、鶴見俊輔の帰国に至る82年間28名の欧米留学を集合体験として見るときそこに現れてくる風景はどのようなものか。近代日本の学問形成や発展に果たした海外留学の役割と歴史的意義を解明する。本書はドッペル・ポートレートという二人一組の人物描写で叙述しており、これら留学生群像は著者がその生き方や思想に深く共感したか、異質感をもちながらも敬意を表する人物を厳選した。
目次
- 福沢諭吉と西周
- 森有礼と新島襄
- 日本初の女子留学生—山川(大山)捨松、永井(瓜生)繁子、津田梅子
- 北海トリオ—内村鑑三、新渡戸稲造、宮部金吾
- 北里柴三郎と森鴎外
- 芳賀矢一と夏目漱石
- 有島武郎と寺田寅彦
- 原勝郎と西田直二郎
- 波多野精一と石原謙
- 村岡典嗣と阿部次郎
- 九鬼周造と三木清
- 有賀鐵太郎と郷司浩平
- 武田清子と鶴見俊輔
「BOOKデータベース」 より