(不)可視の監獄 : サミュエル・ベケットの芸術と歴史
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書誌事項
(不)可視の監獄 : サミュエル・ベケットの芸術と歴史
(水声文庫)
水声社, 2016.5
- タイトル別名
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不可視の監獄 : サミュエルベケットの芸術と歴史
- タイトル読み
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(フ)カシ ノ カンゴク : サミュエル・ベケット ノ ゲイジュツ ト レキシ
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内容説明・目次
内容説明
これまで深く考察されてこなかったベケットと監獄との親密な関係を探究しながら、グローバル化した世界の様々な危機的状況を映し出す“鏡”としてベケットの作品を論じる。現代を生きる我々の実存を閉じ込めてきた“(不)可視の監獄”を浮き彫りにする、イタリア在住の演出家による渾身のベケット論。
目次
- 歴史的寓話
- 第1部 ベケットと監獄—平穏な客席ではよく分からない芝居(監獄での『ゴドーを待ちながら』)
- 第2部 一人目のベケット—破壊的創造力(道化的破壊性;戦争という創造力)
- 第3部 二人目のベケット—技術空間の中の道化(道化の失語症;歴史の音風景が生む新しい声;光学的闘争(逃走)の軌跡;技術の知性が書く歴史;『クワッド』)
- 第4部 三人目のベケット—歴史の瓦礫に舞い降りた天使たち(歴史の語り部;神の無関心;ゼロの身体を超えて;東京でゴドーを待ちながら)
「BOOKデータベース」 より