謎解き印象派 : 光と色彩の秘密
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謎解き印象派 : 光と色彩の秘密
(河出文庫, . 見方の極意||ミカタ ノ ゴクイ)
河出書房新社, 2016.6
- タイトル別名
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二時間の印象派 : 全ガイド味わい方と読み方
- タイトル読み
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ナゾトキ インショウハ : ヒカリ ト シキサイ ノ ヒミツ
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注記
「二時間の印象派 : 全ガイド味わい方と読み方」(1996年刊)の改題,全面改稿
内容説明・目次
内容説明
単なる“印象”を描いたにすぎないという批評家の酷評から、その名がついた印象派。モネのタッチは「よだれの跡」ルノワールの裸婦の色彩は「腐敗した肉」と嘲笑された。当時の人々にとって、印象派の絵は、なぜ下手で下品に見えたのか?そんな不遇の絵画が、今日では、なぜ名画の代表になったのか?そして印象派が、日本で人気の理由とは?モネ、マネ、ドガ、ルノワール…究極の鑑賞術を通して、印象派の謎のすべてに答える画期的入門書。
目次
- はじめに モネは、なぜ「わからない」と非難されたのか
- 1 モネは、なぜ「下手」と笑われたのか—軽やかな画風が嘲笑された理由
- 2 印象派はインディーズの元祖だった—印象派展は、なぜ開催されたのか
- 3 チューブ入り絵の具が印象派を生んだ—印象派はなぜ屋外で絵を描いたのか
- 4 マネは、なぜ「不道徳」と叱られたのか—リアルなヌードが罵倒された理由
- 5 画家達のカフェ—皇帝のリューマチが近代都市を生んだ
- 6 絵画のリゾート—レジャー・ブームが印象派のタッチを生んだ
- 7 個性のカタログ—印象派の見分け方
- 8 日本人は、なぜ印象派が好きなのか—明治維新とジャポニスム
- 9 未完の光—永遠の「今」を求めて
「BOOKデータベース」 より