ヘルダリーン
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ヘルダリーン
(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 171)
清水書院, 2016.4
- : 新装版
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ヘルダリーン
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ヘルダリーン
2016.4.
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ヘルダリーン
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注記
ヘルダリーン年譜: p220-232
参考文献: p233-240
内容説明・目次
内容説明
ヘルダリーン、我々は彼を何と名づけたらよいのか?ハイデガーの言う「詩人の詩人」が不十分なのではない。しかし彼の孤独な存在自身が、詩作世界のあまりの切実さと巨大さが、同時代をすり抜け、独り屹立しながら古代に、未来すなわち現代へと飛翔した。人間のどんな権力も権威も暴力も、彼を狂気へと追い込みはしても、詩人存在そのものを破壊しつくすことはできなかった。何故なら生あるものの抹殺の不可能を、小説『ヒュペーリオン』でも明言しているからである。また、もし彼の愛を言うなら、精神の病のさなかでも、死者となった一女性を最後まで記憶しつづけようとした勇気を指摘すれば足りる。そして来たるべき時代を幻視しつつ、明確な詩作意志により驚嘆に値する故郷世界を、ひとつの普遍として愛する全自然のなかに創造したその勇気を。
目次
- 1 詩人としての出発を前に(幼少年時代;テュービンゲン時代)
- 2 詩人独立をめざして(家庭教師として;大きな希望と挫折—ディオーティマへの愛)
- 3 新しい詩作の開始(帰郷と詩作と)
- 4 故郷から異国という故郷に(再び家庭教師として;寄食者として)
- 5 最後期のヘルダリーン(ツィンマー家の下宿人として)
「BOOKデータベース」 より