歴史にとって美とは何か : 正統性に殉じた者たち
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歴史にとって美とは何か : 正統性に殉じた者たち
啓文社書房 , 啓文社 (発売), 2016.5
- タイトル別名
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歴史にとって美とはなにか : 宿命に殉じた者たち
- タイトル読み
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レキシ ニ トッテ ビ トワ ナニ カ : セイトウセイ ニ ジュンジタ モノ タチ
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注記
初出一覧: p318
内容説明・目次
内容説明
遣唐使廃止を決断した醍醐天皇が『古今和歌集』編纂に込めた歴史的意志とは何か。日米開戦という「歴史の宿命」に、日本人はいかにして対峙したのか。20世紀初頭の動乱の中国大陸。革命家たちが「故宮」の宝物を巡り争ったのはなぜか。メタフィジカル・ヒストリーをめぐる評論を集めた遺稿著作集。
目次
- 普遍と固有の相剋
- 第1部 醍醐帝とその時代(敵國降伏;遣唐使廃止;道真悲劇の真相;親政への道程;ナショナリズムの高揚;『古今和歌集』への道程;国語への愛と核心)
- 第2部 日米開戦やむなし—歴史の宿命について
- 第3部 甦る正統性—美神を求めた中国革命家たち(故宮博物館と歴史の正統性(皇帝のいない紫禁城;蒋介石の旅路;汪兆銘の夢;満州国建国と飛び立つ美神たち;権力と美の系譜学))
「BOOKデータベース」 より