海を渡る「慰安婦」問題 : 右派の「歴史戦」を問う
著者
書誌事項
海を渡る「慰安婦」問題 : 右派の「歴史戦」を問う
岩波書店, 2016.6
- タイトル別名
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海を渡る慰安婦問題 : 右派の歴史戦を問う
- タイトル読み
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ウミ オ ワタル「イアンフ」モンダイ : ウハ ノ「レキシセン」オ トウ
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注記
その他の著者: 能川元一, テッサ・モーリス-スズキ, 小山エミ
年表 歴史認識問題をめぐる動き(1982-2016): 巻末p6-8
文献あり
収録内容
- 「歴史戦」の誕生と展開 / 能川元一 [著]
- アメリカ「慰安婦」碑設置への攻撃 / 小山エミ [著]
- 謝罪は誰に向かって、何のために行うのか? : 「慰安婦」問題と対外発信 / テッサ・モーリス-スズキ [著]
- 官民一体の「歴史戦」のゆくえ / 山口智美 [著]
内容説明・目次
内容説明
「米中韓が連携し、「慰安婦」問題で日本を攻撃している」。そんな危機感を抱く歴史修正主義者たちは「歴史戦」と称して、アメリカなど海外への情報発信を強めている。ネットによる情報拡散のみならず、現地での集会や訴訟も展開。政府も加わった「歴史戦」の実態を詳細に報告し、歴史認識と政治のあり方を問う。
目次
- 第1章 「歴史戦」の誕生と展開(「歴史戦」前史—転機としての「一九九七年」;情報戦—第一次安倍内閣時代の右派論壇 ほか)
- 第2章 アメリカ「慰安婦」碑設置への攻撃(日系アメリカ人が「慰安婦」碑に反対しているという誤報;実態のない「日本人いじめ」 ほか)
- 第3章 謝罪は誰に向かって、何のために行うのか?—「慰安婦」問題と対外発信(マウマウ記念碑;「連累(implication)」という概念 ほか)
- 第4章 官民一体の「歴史戦」のゆくえ(男女共同参画批判と「慰安婦」否定論;一九九〇年代の歴史修正主義と「慰安婦」否定論 ほか)
「BOOKデータベース」 より