名張毒ぶどう酒事件 : 自白の罠を解く
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書誌事項
名張毒ぶどう酒事件 : 自白の罠を解く
岩波書店, 2016.6
- タイトル別名
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名張毒ぶどう酒事件自白の罠を解く
- タイトル読み
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ナバリ ドクブドウシュ ジケン : ジハク ノ ワナ オ トク
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内容説明・目次
内容説明
一九六一年、小さな村の懇親会でぶどう酒を飲んだ女性五人が死亡した。被告人の無罪と死刑を分けたのは「自白の信用性」判断。供述分析の第一人者が「無知の暴露」「供述の起源」「逆行的構成」など、心理学的視点から自白を分析する。
目次
- プロローグ
- 序章 無罪からの逆転死刑
- 第1章 事件と自白と証拠—供述分析の視点から捉え直す
- 第2章 自白への転落過程(三月二九日〜四月三日)—勝はどのようにして自白に落ち、自白調書を取られたのか
- 第3章 自白の展開過程(四月三日〜二三日)—勝は自白のなかで犯行の動機、計画、準備、実行をどのように語ったのか
- 第4章 補強証拠の破綻—勝の自白は補強証拠によってほんとうに補強されたのか
- 第5章 自白撤回後の弁明(四月二四日〜)—勝は自らの自白をどのように弁明したのか
- エピローグ 「ことばの迷宮」のなかから—自白の罠はなぜ解かれなかったのか
「BOOKデータベース」 より