果てなき便り
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果てなき便り
岩波書店, 2016.6
- タイトル読み
-
ハテナキ タヨリ
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注記
『図書』2014年1月号から2016年3月号までの連載「果てなき便り」をもとに加筆したもの
内容説明・目次
内容説明
「節子よ!」没後十年に明かされる、作家・吉村昭から愛する女性=妻への、妻から夫への手紙の束百余通。長い苦節の時代、家族と遠く離れ孤独に苛まれる取材の旅、そして、妻への最後の手紙となった遺書—。決心、希望、情熱、望郷、愛、いたわり等々の男の心、女の気持ちが装いなく吐露された言葉の数々。夫婦作家、慈しみの軌跡。
目次
- 文学はつきつめた戦ひです(いのちをかける仕事;遅まきの青春 ほか)
- 夫婦つて美しいと思ふ(折りたたんだ手紙;旅あきない ほか)
- 帰りたい(沖縄へ;遺書のような手紙 ほか)
- 節子さんへ(安住を求めて;三回の海外取材 ほか)
「BOOKデータベース」 より