ラヴォアジエ
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書誌事項
ラヴォアジエ
(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 101)
清水書院, 2016.5
- : 新装版
- タイトル読み
-
ラヴォアジエ
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注記
参考文献: p227-228
ラヴォアジエ年譜: p220-226
内容説明・目次
内容説明
やがて近代化学の創立者となるラヴォアジエが、パリの街路照明の改良に関する懸賞論文で国王の金賞を受けたのは、二二歳の時であった。二四歳で、悪名高い徴税請負人の職と、名誉ある科学アカデミー会員の地位とを同時に手に入れた彼は、豊かな財力と非凡な知力に物を言わせて「化学革命」を開始する。シュタール以来のフロジストン理論を追放し、新元素表によって、物質観の歴史を変革した。フランス革命に際しては、科学者としてメートル法の制定に腐心し、また、重農派の財政家として銀行の整備、アシニャ通貨の制定にも関与した。しかし、革命の急進化により到来した恐怖政治が、穏健な改革派のラヴォアジエを断頭台へ送る。五〇歳八か月の生涯であった。単なる「科学偉人伝」ではなく、一八世紀フランスの歴史と文化の中で生きた、人間ラヴォアジエの物語。
目次
- 1 なにごとにも長い伝統がある
- 2 青年ラヴォアジエ化学革命へのりだす
- 3 酸素のドラマの主役として
- 4 昼間は役人、夜は学者
- 5 大革命、そして断頭台へ
- 6 化学はラヴォアジエの拓いた道を進んだ
「BOOKデータベース」 より