加賀藩救恤考 : 非人小屋の成立と限界
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書誌事項
加賀藩救恤考 : 非人小屋の成立と限界
桂書房, 2016.6
- タイトル別名
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加賀藩救恤考 : 非人小屋の成立と限界
- タイトル読み
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カガハン キュウジュツコウ : ヒニン ゴヤ ノ セイリツ ト ゲンカイ
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注記
付: 図1枚 (金沢城下図/非人小屋沿革図)
災害・救恤年表(寛文〜元禄): 巻末p2-11
災害・救恤年表(天保): 巻末p13-29
内容説明・目次
内容説明
本書のテーマは、江戸時代の加賀藩において行われた救恤である。「救恤」とは、独立した生活が困難な困窮者に対する御上からの扶助を指し、特に飢饉や災害後に行われた例が多く残る。非人小屋は、その要であった。17世紀に作られて以後、廃藩まで続いたこの施設を中心に、早期かつ大規模に実施された救恤により「政治は一加賀、二土佐」と称された加賀藩の救恤の様相を紹介する。
目次
- 導入 救恤研究の意義をどこに見出すか?
- 第1部 非人小屋の成立—寛文・元禄飢饉における役割(先行研究と史料;非人小屋の創設—寛文の飢饉〜元禄飢饉前夜;元禄の飢饉;藩政初期の非人小屋)
- 第2部 非人小屋と御救小屋—藩政中期〜後期における救恤(非人小屋での生活;天保飢饉下の加賀藩;天保飢饉への対策;寛文・元禄飢饉対策との相違点)
- 第3部 非人小屋の意義と限界(非人小屋と御救小屋;非人小屋の意義と限界;第3部から析出される課題)
「BOOKデータベース」 より