最澄と空海 : 日本仏教思想の誕生

書誌事項

最澄と空海 : 日本仏教思想の誕生

立川武蔵 [著]

(角川文庫, 19776)

KADOKAWA, 2016.5

タイトル別名

角川ソフィア文庫

タイトル読み

サイチョウ ト クウカイ : ニホン ブッキョウ シソウ ノ タンジョウ

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注記

講談社選書メチエ (1998年12月刊) の文庫化

ブック・ジャケットに「角川ソフィア文庫H-122-1」の表示あり

内容説明・目次

内容説明

守旧派と対決し新たな仏教の礎を築いた最澄と、即身成仏という力強い思考から密教の世界観を樹立した空海—。ともに遣唐使として学び、後にライバルとなる二人の巨人は、アニミズムや山岳信仰の豊穣を取り込んだ「日本型仏教」をいかに生み出したのか。この世界に聖なる価値を認め、山川草木もまた成仏するという、インドや中国にもない独自の思想と自然観。鎌倉仏教や禅宗にも受け継がれゆくその核心を両者の生涯に探る。

目次

  • 1 仏教の源流(源流としてのインド仏教;中国—仏教のメタモルフォーゼ)
  • 2 最澄—はじまりの人(日本仏教の転換;天台実相論;一念三千の哲学;最澄と天台の世界観)
  • 3 空海—世界の聖化(密教の導入者;密教行者としての空海—虚空蔵求聞持法;空海のマンダラ理論;空海と密教の世界観)

「BOOKデータベース」 より

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