戦後映画の産業空間 : 資本・娯楽・興行
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書誌事項
戦後映画の産業空間 : 資本・娯楽・興行
森話社, 2016.7
- タイトル別名
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戦後映画の産業空間 : 資本娯楽興行
- タイトル読み
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センゴ エイガ ノ サンギョウ クウカン : シホン・ゴラク・コウギョウ
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注記
参考・引用文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
芸術だけが映画ではない。映画会社の経営戦略、あの手この手の企画・宣伝、背後にある国家の政策、観客や他メディアとの関係など、資本の論理からとらえ直す、もう一つの戦後映画史。
目次
- 1 最大利益を確保するための構造(日活の映画製作再開と「五社協定」—ポスト占領期における企業間競争の変化;日本映画輸出振興協会と輸出向けコンテンツ—政府資金活用による怪獣映画製作とその顛末;東映動画株式会社における映画製作事業とその縮小;独立プロダクションの制作費に見る斜陽期の映画産業—ピンク映画はいかにして低予算で映画を製作したのか)
- 2 観客との関係から定まる方向性(リバイバル・メロドラマ—戦後日本におけるメロドラマの再映画化ブームについて;東宝サラリーマン喜劇“社長シリーズ”の成立と終焉;混淆するチャイナカラーの分流—昭和戦後期の日本映画はなぜ「中国表象」を必要とするのか;戦後原子力映画と「安全神話」史)
- 3 他メディアとの共存がもたらす繁栄(大手映画会社の初期テレビ産業への進出—テレビ映画製作を中心に;試論・映画スター大川橋蔵—東映スター中心主義とファンの狭間で;セーラー服と機関銃とサウンドトラック盤—初期「角川映画」における薬師丸ひろ子のレコードの役割)
「BOOKデータベース」 より