ジョージ・エリオットの後期小説を読む : キリスト教と科学の葛藤

Bibliographic Information

ジョージ・エリオットの後期小説を読む : キリスト教と科学の葛藤

福永信哲著

英宝社, 2016.7

Other Title

ジョージエリオットの後期小説を読む : キリスト教と科学の葛藤

Title Transcription

ジョージ・エリオット ノ コウキ ショウセツ オ ヨム : キリストキョウ ト カガク ノ カットウ

Note

ジョージ・エリオットの後期小説『急進主義者フィーリクス・ホルト』(Felix Holt, the Radical 1866), 『ミドルマーチ』(Middlemarch 1971-72), 『ダニエル・デロンダ』(Daniel Deronda 1876)に焦点を当て、作品の言説を原語に即して分析・解釈したもの。

文献一覧: p357-366

Description and Table of Contents

Description

エリオット小説の文体には、明晰な言語と、生を直観的に把握するイメージ言語の葛藤がある。すなわち、科学の仮説・検証アプローチとロマン派的想像力が常にしのぎを削っている。

Table of Contents

  • 序章 人間ジョージ・エリオットとその時代(福音主義とエリオット;農村イングランドへのノスタルジア ほか)
  • 第1章 『急進主義者フィーリクス・ホルト』を読む(『急進主義者フィーリクス・ホルト』に見るダーウィニズムの言説;『急進主義者フィーリクス・ホルト』に見る意味の探究—性格描写に見るテキスト解読の奥行 ほか)
  • 第2章 『ミドルマーチ』を読む(『ミドルマーチ』に見る意味探求のプロセス;ドロシアの夫カソーボン師に見るエリオットのロマン派的想像力 ほか)
  • 第3章 『ダニエル・デロンダ』を読む(『ダニエル・デロンダ』グウェンドレン物語—キリスト教の遺産と科学の和解;『ダニエル・デロンダ』に見る解体と再建の試み—ユダヤ人物語に見るエリオットのヴィジョン ほか)
  • 終章 倫理的人道主義とその遺産

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Details
  • NCID
    BB21723415
  • ISBN
    • 9784269721418
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    x, 381p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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