ブラバンキッズ・オデッセイ : 野庭サウンドの伝説と永遠のきずな

書誌事項

ブラバンキッズ・オデッセイ : 野庭サウンドの伝説と永遠のきずな

石川高子著

三五館, 2009.5

タイトル読み

ブラバン キッズ オデッセイ : ノバ ノ サウンド ノ デンセツ ト エイエン ノ キズナ

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内容説明・目次

内容説明

「いいです。死んでもいいから振ります」第43回全日本吹奏楽コンクール—部員の清村は、中澤のダークスーツが大きくだぶついているのを知っていた。切なかった。しかし中澤はかつてとかわらぬ集中力で指揮棒を動かした。自由曲「シバの女王ベルキス」の演奏が終わりに近づき、すべての音がしだいにゆるやかに静かに刻まれていく。それが解放されて会場いっぱいに響き渡ったのちに一瞬にして畳みこまれると、客席からは「ブラボー」の声が次々とあがった。野庭高校吹奏楽部はこの時ついに「日本一」を獲得した。

目次

  • プロローグ—二〇〇五年のエル・カミーノ・レアル
  • 1 音楽室の出会い
  • 2 コンクールの夏は試される季節
  • 3 迷いをくぐりぬけ
  • 4 走れ!頂点へ向けて
  • 5 最後まで指導者
  • 6 響きはやまず
  • エピローグ—時間を超えて

「BOOKデータベース」 より

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