水軍遥かなり
著者
書誌事項
水軍遥かなり
(文春文庫, [か-39-10],
文藝春秋, 2016.8
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スイグン ハルカ ナリ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
単行本2014年2月文藝春秋刊、文庫化にあたり上下巻に分冊
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784167906726
内容説明
志摩水軍の若き継嗣・九鬼守隆。水平線の彼方を眺めつつ戦国の世に育つ。父・嘉隆に連れられ安土城で「天魔」と懼れられた信長に会い、この覇者が頑迷な京の暦学者達に苛立っていることを知る。やがて本能寺の変。羽柴秀吉が巧妙に信長の後継ポジションを掴んでいく。資史料を徹底検討し「真の戦国時代」を鷲掴みにした傑作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784167906733
内容説明
朝鮮出兵で九鬼水軍の大型鉄甲船は苦戦する。父・嘉隆は戦功をあげられず怯えるが秀吉は「夢のまた夢」の辞世を遺し病没。趨勢は一気に家康に傾く。関ヶ原で東西に別れた嘉隆と子・守隆。父は敗れ、子は家康の海外進出の青写真を知る。実現されなかった天下人たちの夢に寄り添った九鬼守隆の生涯を描く戦国長篇。
「BOOKデータベース」 より