近現代日本の法華運動

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近現代日本の法華運動

西山茂著

春秋社, 2016.7

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キンゲンダイ ニホン ノ ホッケ ウンドウ

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内容説明・目次

内容説明

明治から戦前までの日蓮主義運動の「顕密性」と主要な法華系在家教団の「内棲宗教性」を克明に描き出すとともに、内棲宗教の自立化についても詳論した画期的な書。

目次

  • 1 日蓮主義と近代天皇制(近代天皇制と日蓮主義の構造連関—国体をめぐる「顕密」変動;「賢王」信仰の系譜—国柱会信仰から東亜連盟運動へ;石原莞爾の日蓮主義)
  • 2 法華系在家教団の成立と変容(佛立開導・長松清風の周辺体験と思想形成—在家主義の誕生;本門佛立講の成立と展開)
  • 3 法華系在家教団の展開(仏教感化救済会の創立者・杉山辰子とその教団—法華系新宗教史研究の「失われた環」の発見;法音寺開山・鈴木修学とその教団—内棲型「実行の宗教」の軌跡;戦後における立正佼成会と創価学会の「立正安国」)
  • 4 正当化の危機と内棲教団の自立化(戦後創価学会運動における「本門戒壇」論の変遷—政治的宗教運動と社会統制;正当化の危機と教学革新—「正本堂」完成以後の石山教学の場合;内棲宗教の自立化と宗教様式の革新—「正本堂」完成以後の創価学会の場合;冨士大石寺顕正会の誕生—一少数派講中の分派過程)
  • 5 日蓮仏教と法華系新宗教の特徴(法華系新宗教への日蓮仏教の影響;日蓮仏教と法華系新宗教の現証起信論)

「BOOKデータベース」 より

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