乙女の美術史
著者
書誌事項
乙女の美術史
(角川文庫, 19851,
KADOKAWA, 2016.7-
- 日本編
- 世界編
- タイトル読み
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オトメ ノ ビジュツシ
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注記
実業之日本社 (2011年11月刊) を加筆・修正し文庫化したもの
ブックジャケットのシリーズ番号: ほ22-3, ほ22-4
主な参考文献: 巻末
内容説明・目次
- 巻冊次
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世界編 ISBN 9784041040256
内容説明
乙女目線で読み解けば、世界の美術はこんなに面白い!美術で国を滅ぼした徽宗皇帝に、恋多き妻に萌えるフェルメール。亭主関白ロダンに、大女優と蜜月なミュシャなど、名画の裏側に隠されたドラマチックな人間模様をたっぷりとご紹介。豊富な図版を掲載し、一冊で世界の美術を見渡せる画期的な入門書。特別コラム「オトコのハダカ」、「トンデモ名作の世界」も収録。歴女のバイブル「乙女」シリーズ最終巻!
目次
- 第1章 古代・中世(夫婦の仲は永遠に—エジプト『ネフェルティティ胸像』;本当はコワい『テルマエ・ロマエ』—ローマの大理石彫刻;ツボや皿に同性愛アートが!?—ギリシャの陶芸 ほか)
- 第2章 近世(超ナルシストな元・美少年—ダ・ヴィンチ;筋肉大好きのだめんず・うぉ〜か〜—ミケランジェロ;空虚さを美に変えた「おひとりさま男」—ボッティチェリ ほか)
- 第3章 近現代(『裸のマハ』はスペイン宮廷一の女傑?—ゴヤ;慰みモノになっても、めげない「乙女の誇り」—ドガ;「男」のコンプレックスが生んだ「オネエ芸」—ロートレック ほか)
- 巻冊次
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日本編 ISBN 9784041040263
内容説明
乙女の目線で読み解けば、日本美術はこんなに奥深い!人気のために「脱いだ」女神像に、萌え絵の起源。ビジネスマンとしての伊藤若冲に、ヌードで潰された天才・黒田清輝など、名作に隠されたスキャンダラスな真実を大公開。一冊で、日本美術史の全容がつかめる画期的な入門書。歴女のバイブルとして支持された、「乙女」シリーズ第三弾!特別コラムとして、「猫絵の日本史」、「乙女目線で検証 春画の真実」を書下ろし。
目次
- 第1章 古代・中世(キレイなお父さんは心配性—『阿修羅像』;仏像セクシュアリティ—『弥勒菩薩半跏思惟像』『薬師三尊像』;人気のために「脱いだ」女神—『吉祥天像』『江ノ島弁財天』 ほか)
- 第2章 近世(武力でなく、文化で反旗を翻した男—古田織部;リメイクされつづけた『風神雷神図』—俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一;「萌え絵」はここからはじまった—菱川師宣・鈴木春信 ほか)
- 第3章 近現代(伝説の花魁を泣かした『美人』の絵—高橋由一;名もなき母へ捧げた東洋のマリア『悲母観音』—狩野芳崖;「心やさしき野蛮人」たちの日本美術院—横山大観・菱田春草・下村観山 ほか)
「BOOKデータベース」 より