グラムシの教育思想 : マルクスもいいけどグラムシもいいとおもうよ
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書誌事項
グラムシの教育思想 : マルクスもいいけどグラムシもいいとおもうよ
シーエーピー出版, 2016.7
- タイトル別名
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Antonio Gramsci
- タイトル読み
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グラムシ ノ キョウイク シソウ : マルクス モ イイ ケド グラムシ モ イイ ト オモウヨ
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内容説明・目次
内容説明
ローマ郊外、外国人の墓地にアントニオ・グラムシは眠る。1891年、サルデーニャ島に生まれ、トリーノ大学に進む。1917年ロシア革命。「人間の意思」の結実ととらえる。研究者への道を断念し、革命家に。「工場評議会」(ソヴィエト)運動を推進。イタリア共産党の創設に参加。ファシズムと真向から対決して、1926年逮捕される。10年余の獄中生活。獄中でも思索を続け、1937年に死す。3千ページの『獄中ノート』を遺す。本書は青年期から死に至る反逆の人生、自立・自律の教育思想を描き出す。家族への教育愛も心を打つ。
目次
- 序章 太陽の街、甃の街—グラムシ研究への道程
- 第1章 社会主義の再生—ヘーゲル、マルクス、グラムシ
- 第2章 グラムシの教育構想—知識人と大衆の超克
- 第3章 現代市民社会とグラムシの教育思想—M.マナコルダ『グラムシにおける教育原理』
- 第4章 グラムシ「実践の哲学」と廣松哲学—「認識論」、「ヘゲモニー論」を視軸にして
- 第5章 イタリアの工場占拠—労働組合と工場評議会
- 終章 日中友好の旅—北京、海南島
「BOOKデータベース」 より