天界と地獄
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天界と地獄
(講談社文芸文庫, [すE1])
講談社, 2016.8
- タイトル読み
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テンカイ ト ジゴク
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注記
岩波書店版『鈴木大拙全集』第23巻 (1969年9月刊) を底本として使用し、新字新かな遣いに改めたもの。1910年刊単行本『天界と地獄』初版も参照し、適宜ふりがなと表記を調整
叢書番号はブックジャケットによる
略年譜: p563-565
内容説明・目次
内容説明
「禅」を世界的に広めた屈指の仏教学者、鈴木大拙。若き大拙は滞米中にスウェーデンボルグ(大拙の表記はスエデンボルグ)に衝撃を受け、帰国後まず出版したのが『天界と地獄』であった。霊的世界を天界、精霊界、地獄界に分け詳細に記述した本書は、神秘主義思想のバイブルとしてドストエフスキー、ボルヘスらにも強い影響を与えている。大拙思想の一つの源流を成す重要書。
目次
- 天界(序言;主は天界の神なること;天界は主の神格によりて成ること ほか)
- 精霊界(何をか精霊界と云うこと;人はみな其内分において一個の精霊なること;死後の蘇生及び永遠の生命に入ること ほか)
- 地獄界(主は諸諸の地獄を統御し給うこと;主は何人をも地獄に堕落させ給わざれど、精霊自ら此に堕落すること;地獄にあるものは総て自己及び世間の愛より生ずる諸悪及びこれよりする諸偽に住すること ほか)
「BOOKデータベース」 より