岐路に立つ移民教育 : 社会的包摂への挑戦
著者
書誌事項
岐路に立つ移民教育 : 社会的包摂への挑戦
ナカニシヤ出版, 2016.7
- タイトル別名
-
New challenges for migrant education in Europe and Japan
- タイトル読み
-
キロ ニ タツ イミン キョウイク : シャカイテキ ホウセツ エノ チョウセン
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注記
引用・参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
グローバル化する移民に各国はどう対応しているのか。フランス、ドイツ、イギリス、オランダ、スウェーデン、スペインといったヨーロッパ主要国と日本を取り上げ、学習権、学力保障などの観点から、教育による統合と社会的包摂の現状を紹介し、その課題を検討する。
目次
- 第1部 学習権をめぐって(戦後日本の外国人と子どもの教育:イギリスの移民の子どもの教育との関連で;日本の公立学校における外国人児童生徒の就学・卒業認定基準問題;フランス共和主義のなかの外国人教育政策の課題;移民の子どもの教育からみるドイツの統合と多文化社会;イングランドにおけるエスニック・マイノリティへの教育的支援;オランダにおける移民の現状とその教育課題:教育政策の整理からみえてくるもの;スウェーデンにおける外国人生徒の学習権保障;スペインにおける外国人生徒の教育の現状と課題—教育に対する権利の視点から)
- 第2部 学力保障とは(フランスにおける移民の学力および学業達成の課題;移民の高い教育期待とドイツ社会の「閉鎖性」:ドイツにおける移民の子どもの学力・進路・就業状況に着目して;イングランドにおける学業不振のリスク要因分析:追加言語としての英語(EAL)への着目;スウェーデンにおける外国人生徒の学力問題;移民の教育と学力問題を分析する視角—OECD移民調査の評価指標とその意味;移民統合政策指標(MIPEX)にみる諸外国と日本)
- 第3部 移民教育の新たな課題(フランスとイギリスにおける移民の出身言語と文化の教育;ドイツ教師改革におけるインクルージョン理念の受容と移民;西欧諸国におけるイスラーム学校の展開と学習達成度の現状)
「BOOKデータベース」 より