人びとの戦後経済秘史
著者
書誌事項
人びとの戦後経済秘史
岩波書店, 2016.8
- タイトル読み
-
ヒトビト ノ センゴ ケイザイ ヒシ
大学図書館所蔵 全140件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
年表あり
内容説明・目次
内容説明
短期間で奇跡的な成長を果たし、世界史的にも極めてユニークな戦後の日本経済。その激動の時代に人びとは何を感じ、どう生きたのか。本書では、戦後史を生きてきた人びとの証言を丹念に収集し、歴史に埋もれたドラマを発掘。為政者目線に陥りがちな「正史」に対し、普通の生活者の実感にも迫る。戦後の経済史と同時に民衆の生活史も俯瞰できる一冊。
目次
- 第1章 ドングリと爆撃機—国家総動員経済の真相(「商店街を壊してまわった」—統制経済と暮らし;「国民を欺いてしまった」—知らされなかった経済破綻の真実;「軍部に都合の悪い結論だった」—勝ち目なかった対米開戦)
- 第2章 「リンゴの唄」から「炭坑節」—混沌からの生活再建(「預金封鎖が父を変えてしまった」—破綻国家のツケ重く;「刑務所を出ると世界が変わっていた」—GHQ改革と人びとの暮らし;「何が何でもつくってやる」—ゼロからの経済復興;「輸出がだめならパンをくれ」—占領政策に翻弄される)
- 第3章 高度経済成長と「人間蒸発」—国造りの「神話」(「経済成長率の闘いだ」—国民を再び動員した高度成長;「南極で食べた。うまかった」—開花する「庶民発」イノベーション;「辞めなきゃ口にだせなかった」—犠牲になる環境と健康;「クレバスに落ちるように人が消えていくんだ」—空洞化する心、変質する地域)
- 第4章 オイルショックと「老いるショック」—行き詰まる豊かな社会(「多くの人が言うウソはホントになる」—ショックがパニックにまで発展した理由;「「太陽光」なんてゴミみたいなものじゃないか」—脱石油社会への挑戦と蹉跌;「女性が安心して産めない社会になってしまった」—少子化と円高、「成長」の限界;「何人かの仲間は自ら命を絶った」—金融敗戦、政策ミスとその代償)
「BOOKデータベース」 より