日の沈む国から : 政治・社会論集
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日の沈む国から : 政治・社会論集
岩波書店, 2016.8
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日の沈む国から : 政治社会論集
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ヒ ノ シズム クニ カラ : セイジ・シャカイ ロンシュウ
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参考文献: 論末
Description and Table of Contents
Description
三・一一がこの国にもたらした課題、そして国内的文脈で問われる「戦後の日本」というあり方と、国際的文脈で問題化される「日本の戦後」のあり方のズレがもたらす課題—「災後」と「戦後」の共存=重合という事態が、この社会の問題を考えるための新しい指標として浮上している。黄昏ゆく日本社会が問われていることの核心とは、なにか。「災後」と「戦後」という二つの異なる問題を、ともに視野におさめ、その共存=重合のありようと向きあうことは可能なのか。刺激的な災後日本の政治・社会論。
Table of Contents
- 0 災後と戦後—33年後の「アメリカの影」(災後と戦後;田中康夫の『33年後のなんとなく、クリスタル』 ほか)
- 1 「日の沈む国」から—インターナショナル・ニューヨークタイムズ・コラム集(天皇が着物を着る日;脱成長の時代と日本 ほか)
- 2 あれからの日本(謝罪と原発;ガラスに入った海—ツイッターと万葉集 ほか)
- 3 「戦後」の終わり(『戦後入門』をめぐって—戦後七〇年目の戦後論;中村康二氏についてのアトランダムなメモ)
- 4 「災後」のはじまり(ゴジラとアトム—その一対性;カンタン・メイヤスーの『有限性の後で』—『人類が永遠に続くのではないとしたら』のほうから)
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