本当はひどかった昔の日本 : 古典文学で知るしたたかな日本人

書誌事項

本当はひどかった昔の日本 : 古典文学で知るしたたかな日本人

大塚ひかり著

(新潮文庫, 10587, お-98-1)

新潮社, 2016.9

タイトル別名

本当はひどかった昔の日本 : 古典文学で知るしたたかな日本人

タイトル読み

ホントウ ワ ヒドカッタ ムカシ ノ ニホン : コテン ブンガク デ シル シタタカナ ニホンジン

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注記

年表: p233-247

主要参考文献一覧: p248-259

2014年1月新潮社より刊行されたもの

内容説明・目次

内容説明

昔の日本では、子供は健やかに育てられ、家族は愛に満ちていた…なんて大嘘。『古事記』や『枕草子』『源氏物語』『宇治拾遺物語』などをひもとけば、育児放棄や児童人身売買、マタハラに介護地獄、ストーカー殺人から動物虐待まで、現代に負けない残虐悲惨な話だらけ!しかし、それでも逞しくて人間味あふれる日本人の姿を、日本文学の古典から読み解く「文芸ワイドショー」。

目次

  • 捨て子、育児放棄満載の社会—昔もあった大阪二児餓死事件
  • 昔もあった電車内ベビーカー的論争—「夜泣きがうるさい」と子を捨てるようシングルマザーに迫る村人たち
  • 虐待天国江戸時代—伝統的「貧困ビジネス」の実態
  • 本当はもろかった昔の「家族」—虐待の連鎖も描かれていた『東海道四谷怪談』
  • マタハラと呼ぶにはあまりに残酷な「妊婦いじめ」
  • 毒親だらけの近松もの
  • 昔もあった介護地獄—舌切り雀の真実
  • 昔もあったブラック企業—リアル奴隷の悲惨な日々
  • 昔もいた?角田美代子—家族同士の殺戮という究極の残酷
  • いにしえのストーカー殺人に学ぶ傾向と対策〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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