人間学としてのリクール哲学 : ミュトス・ロゴス・プラクシス

書誌事項

人間学としてのリクール哲学 : ミュトス・ロゴス・プラクシス

久米博著

せりか書房, 2016.8

タイトル別名

Paul Ricœur

L'anthropologie philosophique de Paul Ricœur : mythos, logos, praxis

人間学としてのリクール哲学 : ミュトスロゴスプラクシス

タイトル読み

ニンゲンガク トシテノ リクール テツガク : ミュトス・ロゴス・プラクシス

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注記

書誌: p336-341

事項索引: pi-viii

人名索引: pix-xii

内容説明・目次

内容説明

先に『テクスト世界の解釈学』でリクール哲学を解釈学的現象学の視点から捉えた著者は、カントの「人間学」に導かれて、「過ちやすい人」、「罪ある人」、「行動し、受苦する人」、「能力ある人」など様々な人間存在の限りない可能性を追究し続けたリクールの思索の軌跡を、新たに「哲学的人間学」の視点から描き出した力作である(書き下ろし)。

目次

  • 第1部 人間、この過ちやすきもの(意志の現象学—「ひとえに人間的な自由」;意志の経験論—「人間は生来脆く過ちやすい」;悪の象徴論—「アダムにおいてすべての人が罪を犯した」;悪の神話—「はじめに神話があった」)
  • 第2部 物語的自己同一性(解釈学としての精神分析;解釈学の言語論的転回;テクストと生の循環)
  • 第3部 「能力ある人」の人間学(自己の解釈学をめざして;自己性と他者性の弁証法;「能力ある人」の主題;表象から再認の行程;自己の再認から相互承認へ)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB21977402
  • ISBN
    • 9784796703550
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    344, xiip
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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