最後の「天朝」 : 毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮
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最後の「天朝」 : 毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮
岩波書店, 2016.9
- 上
- 下
- タイトル別名
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最後的「天朝」 : 毛沢東, 金日成与中朝関係
最後の天朝 : 毛沢東金日成時代の中国と北朝鮮
- タイトル読み
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サイゴ ノ「テンチョウ」 : モウ タクトウ・キム イルソン ジダイ ノ チュウゴク ト キタチョウセン
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注記
中朝関係略年表: 下巻巻末p77-79
参考文献: 下巻巻末p51-76
人名索引: 下巻巻末p1-9
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784000230667
内容説明
一九二〇年代から四九年の新中国建国までの中朝共産主義者の関係、朝鮮戦争をめぐる中国、朝鮮、ソ連の緊迫したやりとり、一九五六年の金日成と批判派との抗争「八月中央総会事件」、党内粛清を進める金に反発してソ連と共同で朝鮮の内政に干渉した毛沢東—中国、ロシアの未公開資料に基づいて「血で結ばれた同盟」という神話を徹底的に破壊する「驚異の書」。
目次
- プロローグ 歴史に真実を返す
- 序章 中朝共産主義者の関係前史—一九二〇年代から一九四五年まで
- 第1章 即かず離れず—新中国の建国に至るまで(一九四五‐一九四九年)
- 第2章 朝鮮戦争—朝鮮問題をめぐる主導権の移転(一九四九‐一九五三年)
- 第3章 「チュチェ」の提唱—金日成の粛清と毛沢東の反発(一九五三‐一九五六年)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784000230674
内容説明
中国とソ連を両天秤にかける金日成に不満を持ちながらも、ソ連に対抗するために大規模な経済援助のみならず、中朝国境の画定で大幅な譲歩をしてまでも朝鮮の歓心を買おうとした毛沢東。しかし、毛は一九七五年四月の最後の会談で朝鮮半島の武力統一を本気で考えていた金日成に肩透かしをくわせ、大いに失望させた。長らくベールに包まれてきた中朝関係の秘史が今明らかにされる。
目次
- 第4章 懐柔政策—毛沢東、金日成を全力で支持(一九五六‐一九六〇年)
- 第5章 中ソ分裂—「恒久的」同盟条約の調印と住民の大挙越境(一九六〇‐一九六一年)
- 第6章 漁夫の利—長白山の「割譲」と蟻地獄の経済援助(一九六二‐一九六五年)
- 第7章 同床異夢—「文化大革命」の試練(一九六六‐一九七六年)
- エピローグ 「改革開放」と中朝関係の仕切り直し
- 結び 中朝関係の歴史的位置づけ
「BOOKデータベース」 より