モンテーニュ
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モンテーニュ
(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 169)
清水書院, 2016.7
- : 新装版
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モンテーニュ
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モンテーニュ
2016.7.
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モンテーニュ
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注記
モンテーニュ年譜: p197-207
参考文献: p208-211
内容説明・目次
内容説明
ルネサンスの気風も宗教上の対立によって弱まりつつあった一六世紀後半のフランスに、地方貴族として生きた独特の著作家ミシェル=ド=モンテーニュ。彼はその唯一の著書『エセー』(『随想録』)によってわが国でも広く知られている。人間について自由な思索を展開したフランス‐モラリストの系譜の最初に位置し、その特徴を遺憾なく発揮した存在として、教養人・読書人に愛好されてきた。本書は、彼の生涯を時代に照らして描いた後、その示す多様な思索の相貌を整理して、『エセー』に依拠して素描する。そのようにして得られるモンテーニュ像は、今日の最新の研究とも呼応して、おそらく読者の予想を越えて明確な輪郭とともにあらわれ、「自己」を掘り下げる大胆な営み、人間の活動の場に立ち会う鋭利な眼差しを感じさせるであろう。透徹した主観が、自己を含む世界をどう見たのか、大きな関心をもって接してほしい。
目次
- 現代の読者と『エセー』
- 1 時代の中のモンテーニュ(ルネサンスとユマニスム;青春時代;法官生活;『エセー』の執筆;イタリア旅行;ボルドー市長として;晩年—『エセー』全三巻上梓)
- 2 モンテーニュの思想—『エセー』を中心に(著作の意味;『エセー』における「自己」;モンテーニュの「懐疑」;自由なエセー;『エセー』における言語表現;『エセー』における連続と不連続;モンテーニュと後代)
「BOOKデータベース」 より