想起の文化とグローバル市民社会
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書誌事項
想起の文化とグローバル市民社会
(現代ドイツへの視座 : 歴史学的アプローチ = Neue Forschungen zur deutschen Zeitgeschichte, 1)
勉誠出版, 2016.8
- タイトル別名
-
Erinnerungskultur in Deutschland und Europa seit 1945
- タイトル読み
-
ソウキ ノ ブンカ ト グローバル シミン シャカイ
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注記
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
ナチ時代の国家的メガ犯罪を忘れず、その反省の上に民主的社会を築こうという姿勢は、統一後のドイツの公的規範をなしている。現代ドイツの政治文化の核心をなす「想起の文化」と和解にむけた多様な取り組みを検討する。
目次
- 第1部 想起の文化(想起なき記念?—ナチズム犠牲者のためのドイツの記念の地をめぐって;公的資源としての歴史—想起・世代・集合的アイデンティティ;東ドイツの想起政策と統一後の変容—ブーヘンヴァルト強制収容所をめぐって ほか)
- 第2部 和解と平和を求めて(ポーランドとの和解に向けて—「追放」の長い影;旧交戦国との歴史対話と越境する歴史認識;相違と錯綜—独仏関係はヨーロッパ建設の原動力か? ほか)
- 第3部 グローバル市民社会に向けて(「償いの印」—特殊な方法での補償に向けたプロテスタントの市民運動;「窓拭き」と「聴く耳」—「行動・償いの印・平和奉仕」とインフォーマルな和解;平和運動—東西対立を越えて ほか)
「BOOKデータベース」 より