いまを生きる江戸思想 : 十七世紀における仏教批判と死生観
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書誌事項
いまを生きる江戸思想 : 十七世紀における仏教批判と死生観
ぺりかん社, 2016.9
- タイトル別名
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いまを生きる江戸思想 : 十七世紀における仏教批判と死生観
いまを生きる江戸思想 : 十七世紀における仏教批判と死生観
- タイトル読み
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イマ オ イキル エド シソウ : ジュウナナセイキ ニ オケル ブッキョウ ヒハン ト シセイカン
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内容説明・目次
内容説明
“生の教説”から“生死の教説”へ—儒教による仏教批判から活性化した近世前期における死生観の展開とその背景を、十七世紀の儒者の著作と仮名草子から読み解き、老いと死後という視点も絡めて江戸時代を生きた人々の意識の深層に分け入る。
目次
- 研究史の回顧と問題設定
- いまを生きる—中江藤樹の死生観
- 「大虚」への回帰—林羅山の死生観
- 不滅の「理」—松永尺五の死生観
- 「天地」への回帰—仮名草子の仏教批判と死生観
- 死後の不安と霊魂の行方—『何物語』・清水春流の死生観
- 連続する本性—向井元升の死生観
- 死生の超越—熊沢蕃山の死生観
- すみやかに消滅する「霊魂」—中村〓(てき)斎の死生観
- 十七世紀における死生観の展開と看取りの諸相
- 老い/死/死後へのまなざし
「BOOKデータベース」 より