ロルドの恐怖劇場
著者
書誌事項
ロルドの恐怖劇場
（ちくま文庫, [ろ-9-1]）
筑摩書房, 2016.9
- タイトル読み
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ロルド ノ キョウフ ゲキジョウ
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注記
Contes du Grand-Guignol (Fleuve Noir, 1993) から22編を訳出 (「大いなる謎」は平岡敦編訳「最初の舞踏会 ホラー短編集3」(岩波少年文庫, 2014年) からの再録)
叢書番号はブックジャケットによる
収録内容
- 精神病院の犯罪 = Un crime dans une maison de fous
- 蠟人形 = Figures de cire
- デスマスク = Le masque
- ヒステリー患者 = L'hystérique
- 高名なるトリュシャール教授 = L'illustre professeur Truchard
- 無言の苦しみ = En silence
- 究極の責め苦 = La dernière torture
- 地獄 = L'enfer
- 生きている木 = L'arbre vivant
- ベリギーシ = Béréguisse!
- 死児 = L'enfant mort
- もうひとつの復讐 = L'autre vengeance
- 死にゆく女 = L'agonisante
- 夜明け = Au petit jour
- 助産婦マダム・デュボワ = Madame Dubois, sage-femme
- 事故 = Un accident
- 強迫観念 = L'obsession
- 恐怖の実験 = L'horrible expérience
- 恐ろしき復讐 = L'horrible vengeance
- 告白 = Confession
- 無罪になった女 = L'acquittée
- 大いなる謎 = Le grand mystère
内容説明・目次
内容説明
いたるところから恐怖は我々を狙っている。殺人と処刑の場面を再現した蝋人形館での一夜、屋敷を取り囲む血に飢えた暴徒の群れ、手術台の上の惨劇、抉り取られた眼球、妻に裏切られた男の恐るべき復讐…２０世紀初頭のパリで絶大な人気を博した恐怖演劇グラン・ギニョル座の劇作家ロルドが血と悪夢で紡ぎあげた２２篇の悲鳴で終わる物語。甘美な戦慄と残虐への郷愁に満ちた“恐怖劇場”開幕。
「BOOKデータベース」 より