原子力発電企業と事業経営 : 東日本大震災と福島原発事故から学ぶ

書誌事項

原子力発電企業と事業経営 : 東日本大震災と福島原発事故から学ぶ

小笠原英司, 藤沼司編著

文眞堂, 2016.9

タイトル読み

ゲンシリョク ハツデン キギョウ ト ジギョウ ケイエイ : ヒガシニホン ダイシンサイ ト フクシマ ゲンパツ ジコ カラ マナブ

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注記

参考文献: p197-205

内容説明・目次

内容説明

原発が存在することの重大性を、どのように受け止めるべきか。福島原発事故を「マネジメントの失敗」と捉えるならば、経営学は「原発問題」の検証に積極的に役割を果たす責任がある。本書は「専門家と生活者の新たな協働」という視点に立ち、経営哲学、電力産業論、組織論、情報論、財務論、会計学の立場から多角的に接近を試みた共同研究である。

目次

  • 第1章 科学技術時代における「専門家」と「生活者」—原発問題に接近するための基礎概念
  • 第2章 専門化社会における「安全・安心」確保の問題—「専門家と生活者の協働」構築への予備的考察
  • 第3章 原子力「安全神話」をめぐる考察
  • 第4章 システム信頼の逆機能に関する試論—言説分析による解釈を手掛かりにして
  • 第5章 リスク・コミュニケーションの現状とその可能性—「福島原発事故」の社会的合意形成を目指して
  • 第6章 原子力発電の安全性に係るアカウンタビリティへの接近—東日本大震災後の東京電力の事例の解釈を通じて
  • 第7章 災害時における地域金融機関の行動

「BOOKデータベース」 より

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